こんにちは♪miiです(^^♪
7/30放送の『プロフェッショナル 仕事の流儀』で
農業経営者の多田克彦さんが出演されます✨
多田さんは岩手県で「多田自然農場」を営み
自社ブランドで海外展開をかけている
かなりやりての農業改革者です♩
自らもパティシエでありながら
販路を開拓するセールスマンとしても動き回り、
現在では多くの多田ブランドを世に排出しています(^^♪
とにかくアクティブで志が強い方な印象ですw
そんな多田さんが
何故農業を始めたのかなどの経歴や
支えている家族、
ぶっちゃけ儲かっているでしょ?
など
きになる所を調査してみたいと思います✨
では早速行ってみましょー♩
多田克彦wiki風プロフィール
名前:多田克彦(ただ かつひこ)
生年月日:1955年
年齢:63歳(2018年7月時点)
出身:岩手県
大学:明治大学
農業を始めるまで
地元の農業高校を出た多田さんは
遠野市役所に就職が決まったものの
覇気のない空気感を感じ1日で退職w
『ここに居たら自分がダメになる』
と思ったそうです。
その後上京、一浪し明治大学に進学。
大学卒業後一流企業への
就職内定がもらえたのに
故郷の遠野が気になり辞退します。
故郷の遠野を何とかしたい!
と考えていた多田さんは
発展や振興を実現するには
地域の主要産業である”農業”を
発展させるしかない!
と,考え
「新しい時代の農業で食べていこう」
と決めて地元に戻ります。
そして、農業を本格的に勉強する期間
とし、一度辞めた市役所への就職。
戻るときには「10年」と決めて
再就職をしたそうです。
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片手間農業時代
朝5時~畑
昼間は市役所
夕方5時~畑
休日は一日畑作業!
こんな生活を送っていたそうです^^;
寝ても覚めても農業。
更には
市役所のボーナスで乳牛を飼い始めます。
そして6頭くらい飼い始めたころから
利益が出始め、「農業は儲かる!」
と、感じ本格的に会社を作る事を考えます。
20代で
片手間農業と節約、市役所で働きながら
貯めた資金はなんと1500万円!
スゴイですね(;’∀’)
しかも20代です。
目的があると違いますね^^;
そして1988年、33歳で市役所を退職。
退職金や借入などで1億円をかき集め
有限会社を設立。
北海道から200頭の乳牛を用意し
事業を本格的にスタートさせました。
農園設立、そして逆境
この時には既に結婚、
お子さんもいた多田さん。
妻と幼い子供と自分だけの農場は
乳牛が200頭
野菜のハウスが10棟以上・・・・
どうにも世話が回りません。
2人でこの規模を回すって(;’∀’)
開業資金でかなりの借金を抱えていたところに
更に追い打ち!!
牛肉の輸入自由化により牛の価格が下落
生乳の生産調整で毎日200㎏の牛乳を捨てる
組合に抗議したことでの組合脱退処分
農協に頼らない自社ブランドを立ち上げるも
組合脱退もあり、風評被害
台風で牛の糞尿が地下水に混ざり警察沙汰・・・
糞尿の事件で近隣住民ともめ、完全孤立
そんな逆境で地元で販売できなくなり、
東京での飛び込み営業をはじめました。
スムーズにはいかないですね(´;ω;`)
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東京へ!「多田ブランド」の浸透
最初はもちろんうまくいくわけもなく
それでもあきらめなかった多田さん。
あるとき、そんな姿が百貨店の人の目に留まり
商品を置いてもらえるようになりました
東京の小売り店を飛び込み営業している
多田さんの姿をTVで密着取材され
そのドキュメンタリーで
一躍多田ブランドが有名になります。
そして10年間の激闘の末
ついに、地元の道の駅
「遠野風の丘」の開店で
多田さんの商品が地元の売り場に並ぶことになったんですね。
もう二度と戻ってくることはないと思っていた
地元の売り場からのまさかの声かけ。
多田さんが農業を始めた根底の
「地元の発展・振興」が報われた瞬間ですね(´;ω;`)
良かった多田さん。。。
そして現在。多田ブランドの商品は?
今では多くの従業員が働く会社として成長。
海外進出も果たす一流のブランドとなっている
多田ブランドこと『多田自然農場』。
2017年にはアメリカのシリコンバレー
2018年にはマンハッタンでお店をオープン
するほどになっています。
多田さんの農産物の信念は
「自然の原料を基準に、極力人の手作業で作る事」
そしてその生きざまは
「反骨の酪農家」と呼ばれています。
30年前から取り組んできたこの農業ベンチャー。
今では当たり前の手法になってきましたが、
当時で考えたらかなりの苦労だったと思います。
文字で読んでいてもすごい苦労ですもん(;’∀’)
どんな商品があるかというと
プリンが有名ですね!
他には~
飲むヨーグルト
たべるヨーグルト
ミルクJam
チーズケーキ
納豆!?
更には無農薬野菜や
もちろん牛乳!
そして無添加ウィンナーなどなど・・・
様々なジャンルがあるようですね!!✨
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多田さんを支える家族
逆境時代は幼かった
息子さんのお名前は多田慎太郎さん。
現在2代目として長期熟成チーズの製造を担当。
勉強や運動はまるでダメだけど
愛される独特なキャラなんだそうです^^;
どんなキャラなのか気になる笑
農場がチーズ製造に乗り出すタイミングで
スイスにチーズの技術を学びに行った
チーズのプロです!!
そして奥様、多田正子さんは
専務として全国に向けた製品の発送を担当♩
家族で多田さんを支え続けているようですね(*´ω`*)
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若者とのコラボ企画とは?!
多田さんは「遠野物語」を
現代に紡いでいると言われます。
遠野物語とは明治43年に
柳田国男さんが書いた説話集です。
柳田さんは明治政府の農務官僚で
「日本人とは何か?」との答えを求め
民間の伝承や習慣を農村研究のいしづえとして
日本や外国を調査旅行へ行ったそうです。
その際に、
記された本が「遠野物語」なんですね。
その本では、農民に「自立経営」
こそが大事だと説いていて、
今多田さんが大事にしている
「自立経営」と重なります。
多田さんは、
遠野の次世代の経営者たちに
自立経営が大切だということや
岩手の埋もれた魅力を伝えたりするために
「多田克彦自然派ネットワーク」を
農家や酪農家仲間と結成しました。
そして様々な若い経営者達と
コラボをして、海外向けの商品開発に挑み続けています。
すごいですよねー。
これで若い経営者が育まれていくんですね。
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