広島市信用組合・山本さんが注目されるワケ
広島市信用組合は
「本業特化」
「シンプルな経営」
というビジネスモデルが評価されているそうで
2014年の時点で
10期連続で増収増益を実現。
2016年には
純利益は28億円にもなり、
県内では上場企業47社と比較しても
なんと14番目に。
半端ないですね^^;
その理由は
保険や投資信託、NISAなど、
お金を貸したお客様に売り込みをしない、
「捨てる経営」で
余計な事は一切しない、
シンプルに”融資”と”預金”だけ。
それに特化した経営をしているからのようです。
さらに、その利益は
お客様へ、組合員へとしっかりと還元。
人へと投資をして、循環しているように感じますね。
融資の仕方にも特徴があるようです。
先日、医療系のベンチャーの融資がありました。
そのベンチャーにとって、今手掛けている仕事は2、3カ月後でなければお金が入って来ない、業績は赤字、担保もありませんから他行は融資をしませんでした。
しかし、我々は可能性を感じて、リスクをテイクすることに決め、3日で融資を実行しました。
社長さんは「本当にこういう金融機関があるんですね」とおっしゃっていました。
35歳で支店長になったころは、
融資のことで絶えず本部の審査部と大喧嘩!
担保がなくても「私が確かめたから大丈夫だ」と
日々格闘していたそうなので、
この感覚は昔からのようですね笑
なぜ、このような事が出来るのか?
「広島市信用組合とは一言でいうと?」という質問に
山本さんはこう答えています。
中小零細企業に特化した相談しやすい金融機関、リスクテークをする金融機関です。
他者に負けないスピードがあります。
基本的に融資の決済は3日で判断します。
支店長と得意先係は毎日融資先を歩き、会社の技術力、成長性、経営者の人間性まで見て、財務状況を常に頭に入れています。
この日ごろの活動があればおのずと答えは早くなるのです。
引用:https://www.weekly-economist.com
今現在(担保があるないとかお金があるない)にとらわれず、
その企業や社長の人間性、将来性に投資する
という感覚なんでしょうね(*’ω’*)
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山本さんの名言!!
経営は、絶えず3年後、5年後、10年後という先を見据えて、
今何をやるかが大事。
引用:https://systemincome.com
融資において大事にしているのは「現場主義」と「スピード」です。
融資は3日以内に実行しています。
「現場主義」と「スピード」が基本。
それ以外に必要な要素として先見性、洞察力、分析力、判断力、決断力、実行力の6つを言っています。
私どもの役員、支店長にも、こういう観点で人を見ていくように話しています。
引用:https://systemincome.com
私は人間性、成長性、技術力を見ます。
中でも人間性は重要です。
担保などの裏付けがあっても、人間性が悪ければ貸すことはできません。
やはり嘘をつかないことです。とにかく本音で話ができること。
業績が赤字でも、それを本音で言ってくれること。
そういう経営者に惚れるのです。
引用:https://systemincome.com
融資はロマンです。
私どものお取引先の製造業の企業は、非常に浮き沈みが大きかったのですが、我々は一貫して応援し続けました。
今や上場をされて、日本のみならず、欧米に輸出できるまでの企業になりましたが、そこの社長さんには「あの時貸していただいた5000万円が……」とよく言っていただいております。
そうした厳しい企業を応援していく。
これがロマンではないかと思います。
引用:https://systemincome.com
我々の姿勢は「ミドルリスク、ミドルリターン」です。
中小・零細企業の方々は、担保などの裏付けをしっかり持っていらっしゃる方ばかりではありません。
ですから我々がある程度のリスクテイクをしながら、地域の企業を元気にしていく。
これが一番大事。
引用:https://systemincome.com
全信組連としては、待ちの姿勢ではなく、能動的に出ていって、その信組にアドバイスしていく存在でなければならないと考えています。
「あそこに行けば何とかしてくれる」という、各信組にとって身近で、受け入れられやすい全信組連にしていくべきではないかと思います。
やはり一方通行ではいけません。
引用:https://systemincome.com
最近、他の信組の皆さんの前でお話をさせていただく機会もあるのですが、一番先に「うちのやり方が良くて、皆さんのやり方が悪いというのでは一切ありません」と言っています。
我々のやり方の中で、悪いと思うものは捨てていただき、良いものは拾っていただければいいのだと思うのです。
引用:https://systemincome.com
なぜ我々信組が地域に必要かと言うと、企業の中には赤字、債務超過、担保がなく、地銀さん以上では融資ができないけれども、技術力を持ったところがあります。
これらの企業は日本を成長させるために必要な企業です。これを応援していくのが信組の仕事です。
引用:https://systemincome.com
この考え方を元に現職でやられているんですね。
山本さんが注目される理由がとってもわかります。
まとめ
いかがでしたか?
信用組合・・耳にはしていたけど
ここまで注目する事が今までなかったなーと感じましたね^^;
まだまだ現役な山本さん。
なんだか考え方がステキだなと思います✨
最後までお付き合いいただき有難うございました♩
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